あなたはいつもショートスタイルにしているのですが、後ろや横のシルエットが奇麗じゃなくしっくりこなかった事はありませんか?
それは髪の毛を刈り上げなかった事に原因があるかもしれません。
日本人の髪の毛は固くて太くて多いです。
欧米人のようにただ短めに切っても髪の毛が強い方は、後ろの髪が浮きます。
そんな時は刈り上げてみてはいかがでしょうか?
今回は素敵な刈り上げ女子になるためのポイント3つをご紹介したいと思います。
目次
1.刈り上げるとは
刈り上げるとなると、男性の刈り上げのように非常に短くなるかとイメージするかと思いますが、そんな事はありません。
女性でもうまく刈り上げを取り入れる事により、楽でかつどんな人でもスタイリッシュなヘアスタイルが可能になります。
刈り上げはハサミで切る
刈り上げするときにまず大事な事は、バリカンで刈らないでハサミで刈るという事です。
なぜなら人の頭はボールのように奇麗な丸ではありません。ところどころ、[デコボコ]していたりします。
バリカンは均等な長さで全て刈る事ができますが、頭の形にそってバリカンで全て刈ると頭の形そのまま出てきます。
つまり[デコボコ]してるところはそのままでこぼこして出てきます。
ここがバリカンのデメリットでございます。
ハサミで刈ると
刈り上げをハサミで刈ると頭の形を補正しながら切る事ができます。
へこんでるところは若干長めに、出っ張っているところは短くと調整する事ができます。
こうする事によりどんな人でも、どんな頭の形でも奇麗に刈り上げることができます。
刈り上げのデメリット
技術的に非常に難しいです。
刈り上げは理容師の専売特許と言っても過言ではないので、美容師で刈り上げがうまい人はなかなかいません。時間がかかるし、習得するまでに非常に長い時間を費やさないといけないので美容師の場合はバリカンで刈る人がほとんどです。
本当に心の底からカットが好きで、こだわりを持ってる人ぐらいじゃないと美容師で刈り上げをやろうとする人はいません。
時間がかかる
バリカンで刈るより時間がかかります。
しかし、慣れてくるとバリカンで刈るぐらいの時間で刈る事ができるようになります。
ハサミで刈り上げができるようになると、どんな人でもショートスタイルを似合わせる事ができるようになります。
髪の毛が柔らかくて、頭の形が良くて程よく癖がある方は刈り上げなくてもたいていのショートスタイルは似合わせる事が出来ます。
ですが、そんな骨格、髪質をお持ちの方はごくわずかです。
たいていの人が髪の毛が、固い、太い、多い、襟足に浮く癖がある、直毛、絶壁、ハチ張りのどれかひとつは当てはまると思います。中には全部当てはまる人もいます。
こういう方々でも刈ってやる事によってどんなショートスタイルも似合わせる事ができます。
2.刈り上げの長さと角度
刈り上げると言っても長めの刈り上げや、短めの刈り上げとあります。
女性の場合はほとんどが長めの刈り上げになります。
角度
刈り上げの角度は非常に重要になってきます。この角度で女性らしい、男性らしい刈り上げが決まってきます。
頭に沿って角度が急になればなるほどメンズらしくなってきます。
逆に角度が大きくなればなるほど女性らしくなってきます。
この角度の調節で絶壁さんでも問題なく頭の丸みを出し、トップにボリュームが出るようにする事ができます。
3.2ブロックにする。もしくは刈って上まで繋げる
現代のショートヘアスタイルは刈って上まで繋ぐか、刈って上まで繋げず、上から髪の毛を被せるいわゆる2ブロックスタイルの2つあります。
美容師的にはディスコネクションと言います。
直訳すると接続しないですね。
つまり繋げないという事です。
さて、2ブロックスタイルですが、これも2ブロックの部分が短いとメンズのようになってくる、もしくはパンキッシュになってきます。
どちらも女性らしさという風に考えるとかけ離れてきますね。
女性の2ブロックスタイルのポイントはさりげなく入れる
ぱっと見2ブロックが入ってるか入ってないか分からないというぐらいがベストです。
刈って上から被せる毛が短いとちびまる子ちゃんのようになります。
もちろんそういうスタイルもいいですが、ちょっと昭和チックになりますね。
そういうレトロなヘアスタイルがお好きでしたら逆に2ブロック部分を見せます。僕はちなみにレトロなヘアスタイル好きです。
ナチュラルな女性らしい2ブロックとなると刈ってるところは見えないぐらい上の毛を被せてきた方がいいでしょう
まとめ
女性のショートスタイルとしては長めの刈り上げ、もしくは2ブロックで刈って長めに被せるのどちらかをヘアスタイルや骨格、髪質によって使い分けると本当にどんな人でもショートスタイルがしっくりくると思います。
ぜひあなたもショートスタイルに挑戦してみてはいかがでしょうか!!