今回はこちらのヘアスタイルをご紹介したいと思います。
目次
リラボブ(若干前下がりからの顔周りは前上がりバージョン)
カットに関しては今回は数年ぶりにバサッと今ぐらいのボブの長さにしたらしいです。
バサッと切らせてもらえることは実に光栄な事だと私自身思っております。ありがとうございます!!
さて数年ぶりにバサッと切ったボブのスタイルは、襟足はギリギリの所で設定してそこから後ろのほうは段を入れました。
横から見ても、何処から見てもトップにボリュームが出る綺麗なシルエットにしてみました。
そこから緩やかに前下がり、後ろが短くて前の方が長いことを前下がりといます。
前にいくにつれて髪の毛が長くなって横から見たときに下がっていくから前下がりというわけですね。
それから顔周りは緩やかに前上がりにしました。
こうする事によって顔周りに関しては小顔効果を狙うことができます。
こちらの方は前髪は作らず横の長さと一緒にしましたので、顔周りに少しだけ動くような段を付けてやると小顔効果も狙えて似合わせとしていいと思います。
若干うねるようなクセがござましたので、この癖を生かすように髪の毛の毛束毎に中間の内だけお取りしてまとまりやすく、かつ動きやすいようにカットしていきました。
トゥルーブラウンとバイオレットブラウンのヘアカラー
ヘアカラーに関しましては、トゥルーブラウンとバイオレットブラウンを混ぜてお作りいたしました。
このトゥルーブラウンというお色は日本人の毛髪のメラニン色素に沿って奇麗なブラウンになるように設計されたお色です。
そしてそのトゥルーブラウンにバイオレットブラウンを混ぜる事によって、バイオレットブラウンは黄色味を抑えて艶を出してくれます。
そうする事によって上品な印象を与える事ができます。
ちなみにカラーに関してはこちらは白髪染めでございます。
シャンデリラの白髪染めはマックス11レベルまで染める事ができるという普通の白髪染めではなかなかと明るく染める事はできませんが、シャンデリラの白髪染めは、白髪染めとしてではなく、ヘアカラーを楽しむという風に捉えてヘアカラーしてます。
要するに、シャンデリラでは白髪があろうが、無かろうが関係ないということでございます。
そして全体的に14レベルのアッシュのハイライトを散りばめております。こうすることによって立体的に髪の毛をみせ、かつバイオレットの色味で上品に見せることができます。
上品に見えつつ、ハイライトで明るく動くというこちらもなかなか洒落たヘアスタイルでございます。
根元を暗めに作る
白髪染めを染める時の注意点は、やはり全カラー共通して言える事ですが、根元を毛先の色の1トーンから2トーンぐらい暗めに作ってやることです。
こうする事によって、より自然なグラデーションで、髪の毛が綺麗に見えてくれます。
逆に根本が明るくて毛先が暗いとあまりよろしくありません。
根本を明るくするのでしたら毛先はもっと明るくしなければいけません。
まとめ
今回は日本人の毛髪のメラニン色素に合わせた最も綺麗に発色させてくれるトゥルーブラウン。それにバイオレットブラウンを混ぜてヘアカラーは上品に演出してみました。
それに対してカットは、前下がりボブのベースから顔周りは前上がりと、少し顔周りが動いて小顔効果になるようにお切りしてみました。
例えばこのようなリラボブでも前下がり具合をもう少し強調したり、逆にトップに段を入れたりするだけでもシルエットや雰囲気は全然変わってきます。
だいたい私はお顔に似合わせて顔周りを決めていくのですが、あなたがどのような雰囲気にしたいのか。例えば可愛らしい感じか。上品か。綺麗な感じか。様々ございますが、そこらへんもニュアンスで結構ですので、私に伝えて頂けたらなと思います。
シャンデリラでは白髪染めでも洒落たヘアスタイルを創ることができますので、あなたも是非シャンデリラに来てみてはいかがでしょうか!!?