あなたはどこで施術してもらっても、なぜかいつもしっくり来なくて、仕方なく色々な美容室を渡り歩いていませんか?
今回はそのような俗に言う美容室難民の方に毎回美容室を変えてはいけない理由と、
そして同じ美容師に何回も担当してもらわないとその美容師の本来の実力がわからない。
と言う事についてご説明していきたいと思います。
目次
美容室を毎回変えるデメリット
なぜ毎回美容室を変えるとダメなのでしょうか?
それは、過去の履歴が一切わからないからです。
美容師側としては最も緊張する瞬間が、お客さんのはじめてのご来店の時です。
僕の主観で進ませていただきます。
まず、僕は髪の毛を触ったり、光に透かしたり、今までどんな施術をいつしてきたか等。
みなさんにお聞きしております。
この部分は徹底して行なっているのですが、なぜここを徹底して行なっているかというと、その人の過去の履歴が全くわからないから。です。
過去の履歴が分からないと、どのようなデメリットがあるか言うと、まず髪の毛のダメージレベルがどのぐらいで、後どのぐらいの施術まで耐えられる事ができるのか?
今までのカラー履歴はここにムラがあるけど、ここの段階で一度暗めに染めたのか、はたまたご自身でセルフカラーをしたのか。
それとも他サロンでの薬剤の過剰放置、もしくは低アルカリカラーでのカラーが思いのほか入って沈みすぎてしまったのか等。
考え出せばキリがないです。
他サロンでの梳きばさみで梳きまくっていて、ヘアスタイルとして成り立っていない。
あるいはヘアスタイルの所々に穴が空いている等もよくあります。
まず、これらの悪条件が様々揃っている中で、一回のご来店であなたに似合わせるヘアスタイルを構築する事は、ほぼ不可能です。
さてそしたらどうしたらいいのでしょう?
毎回同じ美容師に任せるべき
美容室を転々とせず、毎回同じ美容師に任せた方がご自身の理想的なヘアスタイルに近づく確率が高くなります。
それらの事についてご説明していきたいと思います。
初めてのご来店で、まずは今までの履歴を探る
初めてのご来店ではまず、あなたの今までの履歴を探っていきます。
そして実際に施術をする事により、一回の施術でその人のほとんどの履歴や特性を把握する事ができます。
そこで、これは無理、ここまではできると。僕はお客さんにやんわりと伝えております。
あんまりオブラートに包み込みすぎて話すと相手には全く伝わりません。
かと言ってズバッと指摘等してしまうと、ちょっと、ムッと。してしまうのです。
良くある話
あーもう夏休みの宿題そろそろやんねーとやばいよなー。でももうちょいなら遊べるしなー。あともうちょいだけ。
こんな時にお母さんが、
あんたまだゲームなんかやってんの!夏休みの宿題は終わったの!毎日遊んでばかりいてさっさと宿題やりなさい!ホントにあんたはいつもいつも…
ガミガミGAミがみギア魔がガミガミ……..
と、ズバッとお母さんの呪いの罵声が、全盛期のマイクタイソンばりに息子の心を激しく連打しているのでございます。
息子は、正しい事を言われているのは分かっているんだけれども。でも…ムッとして。
今からやろうとしてたのにー。あーやる気なくなったわー…
となるのです。
いや、マイクタイソンの連打喰らったら息子ムッとするじゃなくて、完全に屍になってんぞ!!
これは何時になっても誰とでも、どこの場面でもありますよね。
だって人間なんだもの…
……
…。
クオリティの高いヘアスタイルにするには
さて、様々なあなたのこれまでの髪の履歴や、パーソナルデータ等々。
を吟味し、あなたに似合うヘアスタイルは、こんな感じのやつだなと。
いくつかピックアップして僕は、さりげなく提案したりしてます。
もしくは、こんな感じで理想のヘアスタイルになりたいとあなたは写真持って来たとします。
ですが、今現在のヘアのベースでは到底再現は不可能だとしましょう。
長期的なプランを立てる
長期的なプランを立て、今は難しいけど、次回はこんな感じにして、その次らへんはこうなってると思うから。
こうしよう。あーしよう。とできるのでございます。
長期的に観ると、一回では不可能だった事が可能になります。
顧客側と美容師側と。双方が歩み寄り話し合う事により、そうして初めて。
よりクオリティの高いヘアスタイルを創造する事ができるのです。
これが同じ美容師に何回も担当してもう最大のメリットです。
ですが、あなたの大切な髪を任せる事ができる美容師を、そもそも探すこと自体が至難の業なのよ。と。えぇ、大変良く分かります。
そんな時はシャンデリラ に来ればいいんです。
営業かよっ!!
いや。ホントに。それが1番の解決法なんですが、諸々の事情や、遠くて行けないという方の為に。
この人なら任せる事ができるという美容師さんの見分け方について、話していきたいと思います。
安心して任せる事ができる美容師の見分け方
- まず、大手チェーン店に行かない。
- 単価の安い店には行かない。
- アシスタントを使って自分はカットだけで多くの顧客を同時に施術している美容師の所には行かない。
これらに共通している事は、数多くいる顧客のうちのただの1人。と思われている可能性が非常に高いです。
人間というものは、多くの人と接していると、1人に対する興味や関心が低くなっていきがちになり、本当にどうでもよくなってくるもんなんです。
薄っぺらい関係性ほどどうでもいいものはありません。ですので美容室にて…
ブッチ切りでこの世の中で1番どうでもいい事柄は美容師との会話。
という風になるのです。
なぜならお互いの関係性が薄っぺらいからです。
ティッシュペーパーの2枚重なっている内の。1枚にも満たない薄っぺら具合でございます。
あぁ、佗びしい…
それは、仕方がありません。
だって、人間なんだもの。
……。
1番良いのは、個人店です。
個人店でも、一人で同時に何人も掛け持っているところはアウトです。
マンツーマンで丁寧に施術してくれる所が1番間違いないです。
要するに昔ながらの床屋や、パーマ屋が1番ベストという事ですね。
それでも、人それぞれ相性というものがございます。
3回美容師側にチャンスを与えてみましょう
3回来店すると大体あなたの好みや、あなたへのヘアスタイルの似合わせ等。
美容師側もつかめてくるかと思います。
それで、なんか合わない。と思ったならその時初めて美容師を変えるべきです。
まとめ
3回同じ美容師に担当してもらって、3回目の仕上がりと美容師との関係性で、美容師を変えるかどうか判断してみましょう。
初めは無愛想だったけど、3回目には程よくお互い分かり合え、気がついたら髪型も以前よりいい感じになっている。
という事は、良くある事だったりします。
とりあえず近場の方はまずはシャンデリラ に来てみましょう。
3回任せてみて、もし万が一合わなかったら、全盛期のマイクタイソンばりに、僕のみぞおちに抉りこむように連打を浴びせていただければ幸いです。
……。
ちゃんと綺麗にしますんで安心してくださいね。