どうしてここまで違う!?美容室の値段設定のカラクリ

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日本にはたくさんの美容室がありますね。こんなに美容室があってなんで、値段が安いところもあったり高いところもあったりするのかあなたは疑問に思った事はないですか?
そしてあなたは この僕のブログを見ているという事は僕のmenuの価格設定もみているかと思います。
正直あなたはこう思ったでしょう
高っ!!!
っと
なぜ 僕はこの価格設定にしているか?
その前に、なぜ美容室によってここまで価格に違いがあるのか説明していきたいと思います。
まず美容室の価格設定の違いについて
安い美容室だとカットカラー三千円かからない所もあれば高い所では青山や表参道あたりで2万ぐらいする所もありますね。
違いとしては立地もありますが、一番の違いはどれだけの時間その人にかけているかです。
あなたはお気に入りの美容師さんを指名していったにもかかわらず、カットだけ5分ぐらいした後は、カラー塗布からシャンプーそしてドライまで全部他の人が担当した事はありませんか?
ある程度人数がいる大型サロンなどは、だいたいスタイリストとアシスタントがいてスタイリストは主にカットだけ、その他は全部アシスタントが担当する。
もしくはカラーやパーマは、半分半分スタイリストとアシスタントが塗るや、巻くなど要所要所でアシスタントを使うという、基本的に担当のスタイリストがマンツーマンでする事はありません。
東京の一等地などの有名サロンでもこんな形態の店が多いです。
これは立地の違いで価格が高くなっているだけです。
これに対して、個人サロンでオーナーが一人もしくは、スタッフが少数しかいない美容室は比較的大手と比べると値段が高めの設定です。
マンツーマンで出迎えから見送りまで全て担当してくれるので、一人に使う時間が圧倒的に長いです。
要するに低単価で数をこなすか、高単価で質を追求して一人一人大切にもてなすかで、美容室の料金は変わってきます。
そして僕はマンツーマンで極限まで質を追求して、一人一人大切にもてなすスタイルです。
美容に対する価値観の高い人は非常に僕のスタイルに適していると思います。
あとは、スタイリストそのものがブランド化、もしくはサロン自体がブランド化してる場合は価格が跳ね上がります。
東京の一等地などの有名サロンや有名美容師はこのため価格が高いです。
それでは次に低単価サロンと高単価サロンのそれぞれのメリットと、デメリットをご紹介していきたいと思います。
低単価サロンのメリット
価格が安い
言わずもがなこれが一番のメリットでございます。
誰が担当しても同じような仕上がり
徹底的にマニュアル化しているので指名しなくても、誰がやってもだいたい同じ仕上がりになります。
早い
数多くこなさなければならないので基本的に早く仕上がります。
デメリット
薬剤の質が悪い
中には薬剤の質が非常に悪く、頭皮にしみたり、薬のパワーが強かったりします。
雑
早く仕上げなければいけない分、多少カラーが染まってなかったり、パーマがかかっていなかったとしても仕上げてしまいます。中には半乾きのまま仕上げる所もあります。
のんびりできない
ゆったりのんびりなどできません。早く仕上げて店を回転させないと店は回りません。
個性がない
マニュアル化されているのでマニュアルから外れた時は対応できないときがあります。
経験の浅いスタイリストが多い
サロンにもよりますが、早いサロンでは一年以内にスタイリストに上げて、顧客を担当しています。
美容師としては、経験を積んでいかないと上手くは決してなりませんが、安い店=経験の浅いスタイリストがいる可能性が非常に高いです。
高単価サロンのメリット
マンツーマンで対応
初めから最後まで担当が変わりません。
無駄に待たされる事がありません
あなたと同時に他の人を掛け持っての施術はしないです。無駄な待ち時間や、たらい回しに担当が変わる事はありません。
丁寧
丁寧に時間をかけて施術してくれます。
クオリティが高い
基本的にマンツーマンで施術するとクオリティは高くなります。
どうしても熟練したスタッフ同士でも、例えば一緒にカラー塗ったりパーマかけたとしても左右対称になる事はまずありません。
それがアシスタントと一緒に施術となるとさらに仕上がりは違ってきます。
どれだけマニュアルでたくさんのコピー美容師を作ったとしても、一人一人のカラーを塗る時の力の入れ方や、パーマの巻く強さなど、また考え方、こだわりなどは同じにすることはできません。
デメリット
時間がかかる
丁寧に一人でやる分、時間はその分かかります。
しかしかかると言っても正直早くやろうと思えば早くできます。
ゆったりとあなたにくつろいでもらうために、せかせかと時間を気にした施術はしないです。
熟練した美容師になると丁寧にやっても、ものすごく長くかかるという事はまずありません。かかる時間は安売り店よりかは、多少かかる程度です。
多くの人数を担当できない
マンツーマンでの対応ですと、どう頑張っても一人でできる人数に限りがでてきます。
予約も完全予約制にしなくてはなりません。
値段が高い
一人でできる人数しかお受けする事ができないので必然的に値段が高くなってきます。
しかしその分のクオリティ、リラクゼーションなど払った値段以上の価値を感じる事ができると思います。
まとめ
美容室の価格はピンからキリまでありますが、要はあなたがどれだけ美容に投資する事ができるかでどの価格帯の美容室を選ぶかが決まってきます。
早くて安くて待たされて、かつ担当もコロコロ変わり、とりあえず無難な仕上がりで、イチ大切な顧客というよりかは、大勢の顧客の中の一人でよかったら低単価サロンでもいいと思います。
しかし、ちゃんと自分が指名した担当に最初から最後まで丁寧に、待たされず、そしてとことんまで質を追求して、イチ大切な顧客として大切にされ、髪の毛の一生のパートナーとして歩んでいきたいなら、僕は断然高単価の美容室をお勧めします。
ちなみに低単価サロンで、高単価サロンの質やサービスを要求する人がいますが、正直その要求は不可能です。
もし低単価サロンでものすごく質やサービスがよかったら、その担当している美容師さんは相当無理しています。
ほぼボランティアみたいなものです!
その美容師さんが独立した時にあなたはついていきますか?
どうしてもあなたじゃなきゃいけない! となりますか?
安いし、その店の中で一番丁寧にしてくれるから指名しているだけじゃありませんか?
別にその人が空いてなかったら誰でもいいやと担当を変えていませんか?
美容師的にはその考えは非常に残念で仕方ありません。
そういう考えですと遅かれ早かれその美容師は何も告げずに、あなたの目の前から突然いなくなると思います。
そしてあなたは美容室ジプシーとなり、また新たな安売り店をさまよい続けることになります。
いずれどこかで、取り返しのつかない大失敗をされ、あなたの大切な髪の毛が全部チリチリになるかもしれません。
そうなるかはわかりませんが、価格が安いという事はそれだけのリスクがあるということです。
一刻も早くあなたが心のそこから信頼できる美容師さんを見つけることをお勧めします。
その良質な美容師を見分ける方法として、価格をひとつの判断材料としてみるとかなりの高確率で良質な美容師に出会えると思います。
騙されたと思って一度、高単価のマンツーマンでしてくれる個人サロンに行ってみてはいかがでしょうか!?
ご予約はこちらからどうぞ。
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