ミディアムの髪型にバレイヤージュを似合わすにはレイヤーが大事!!

あなたはいつも仕上がりが同じようなミディアムヘアーにウンザリしていませんか?
今回は洒落たミディアムヘアースタイルをご紹介したいと思います。
ミディアムヘアーにバレイヤージュの組み合わせは至極最高でございます。
目次
ミディアムヘアーにバレイヤージュを似合わせるにはレイヤーが大事!!
ミディアムヘアーにバレイヤージュを似合わせるにはちょっとしたコツがございます。
バレイヤージュはボブ系等の段があまり入っていなく重めなヘアタイルとはあまり相性が良くありません。
それなりにいい感じにはなるのですが、バレイヤージュの特徴である全体的に動いて陰影のある立体的な、作り込んでいないのにアンニュイで洒落た雰囲気を醸し出すには段が多く入っているレイヤー系のヘアスタイルの方が良く似合います。
レイヤーとは
レイヤーとは段のことです。
段を入れることによって髪と髪にズレが生じてそれが髪の毛の動きとなります。
ですがこの段を入れるという行為はなかなかに難しいです。
入れすぎてしまうと全体のシルエットやバランスも崩壊し、バレイヤージュが俄然似合わなくなります。
シャンデリラのカットである[クープデフィレ]はバレイヤージュとの相性が抜群でございます。クープデフィレについては詳しくはこちらをご覧くださいませ。
![吹越 広彬のカットCoupe d’effilée[クープデフィレ]が完成するまでの苦悩、葛藤!](https://i1.wp.com/champs-des-lilas.jp/wp-content/uploads/2017/10/83F9AF50-6035-43D7-BACA-0A5ABE9B342D.jpeg?resize=120%2C120&ssl=1)
髪の毛が動く
レイヤーを入れることによって髪の毛が動くと先ほど申しました。
良く勘違いするとは思いますが、髪の毛を梳いたら髪が軽くなって動くのではないかとお思いの方もいるかと存じます。
髪の毛を動かすにはレイヤーを入れるしかございません。
髪の毛を梳く。この行為は例えば段が入っていない状態のベースをただただ闇雲に梳いたとしても動きは出ません。ただバサついて終了します。
何よりただ梳かれたヘアスタイルは実に最悪です。カット自体が崩壊しているのでどんなヘアスタイルも似合わせることはできません。
ですがしっかり頭の中でヘアスタイルを構築し、全体のシルエットやバランスそしてバレイヤージュを入れた場所を見ながらカットしていく。
髪の毛がどれだけ乱れていても、それが美しい。それが[バレイヤージュ]と[クープデフィレ]の最高のマリアージュでございます。
バレイヤージュとは?
バレイヤージュとはブリーチを使ってほうきを掃くようにハケで髪の毛にハイライトを入れていく技法のことです。
ロンドン式の従来のアルミホイルでブリーチハイライトを入れるという技法とは大きく異なるフランス発祥のハイライトの技法でございます。
詳しくはこちらをご覧くださいませ。

ミディアムヘアには似合わせづらい
バレイヤージュの特徴は様々な陰影がつき立体的になっているのにナチュラルということが特徴でございます。
大抵はセミロングやロングヘアースタイルにバレイヤージュは良く似合うのですが、ミディアムヘアーの場合はレイヤーを入れないとバレイヤージュの特徴である立体的な動きが半減してしまいます。
元々ボブスタイルというものは動かすというよりかは収まりやすいようにヘアスタイルを構築しています。それゆえ収まりやすいヘアスタイルにバレイヤージュで動きをつけるという行為は私の中では少しもったいないような気がします。
もちろんあえて収まりやすいベースにバレイヤージュで陰影をつけるという考察もありだとは思いますが、どっち付かずになる可能性が否めません。
どうしてもボブスタイルがいいという場合は表面にだけ少しレイヤーを入れるだけでもグッドアンニュイな雰囲気を醸し出すことが可能でございます。
バレイヤージュは細かく入れる
シャンデリラのバレイヤージュは至極細かく入れていきます。元々日本で[ソンブレ][オンブレ]とバレイヤージュの呼び方が色々あるらしいですが、私はそれらの呼び方は好きではありません。
長靴をレインブーツと呼ぶ然り、夏休みをバカンスと呼ぶ。
黙って長靴って言えっ!!
そのような込み上げてくる怒りと同じようなものです。
いや、お前も言ってるぞ。ゆるいとか怠いをアンニュイとか言ってんぞ。
私発信はありとしましょう。
おいーっ!!!
日本で行われてるバレイヤージュは大分工程を省略している気がしてやまないのです。
大雑把にバレイヤージュしている然りラップ等で他の髪の毛にブリーチがつかないように保護する等の事を一切していないように見受けられます。
ちゃんとする!これが一番大事でございます!!
シャンデリラのバレイヤージュは取る毛束が細かく、その細い毛束達をほうきで掃くようにハケを使って入れていきます。
このようにする事によって至極沢山の陰影が髪の毛にできます。
その状態でヘアカラーを重ねると[素晴らしい] この一言に尽きます。
ドライ状態で入れる
バレイヤージュを入れる時に髪の毛は完全ドライの状態で行っていきます。
実に細かい作業の為、目視で髪の一束の量感、そしてどこに入れていくか全てのバランスを考えながら入れていかなければいけません。
その場合にウェット状態ですと髪の毛の様子それらが一切わかりません。
確かに濡れた状態で入れるとすごく早く行う事が可能ですが、何よりブリーチのリフト力「明るくなる力」が弱くなる。そして濡れているために狙ったところをブリーチしても、狙っていない場所もブリーチされたりします。
ですのでドライの状態でバレイヤージュをしていかなければいけません。
髪の痛みが出にくいブリーチを使う
バレイヤージュはブリーチを用いて行っていきます。
ブリーチを使うので髪の毛が相当痛むとお思いでしょうが、シャンデリラでは[ファイバープレックスブリーチ]という画期的な薬剤を使用しています。
これは髪の毛の枝毛や切れ毛を94%カットするという出来る限り髪の毛にダメージを与えないでブリーチできる最も進化した最新のブリーチ剤でございます。
こうすることでブリーチによるダメージを極限まで減らしてヘアカラーを楽しむことが可能でございます。
詳しくはこちらをご覧くださいませ。

ミディアムヘアーにバレイヤージュをするメリット
ミディアムヘアにバレイヤージュすることにより実に様々なメリットが生じます。
何より青森界隈ではほとんどバレイヤージュをしてる人はおりません故、人とは違うけど洒落たヘアスタイルにしたいという方は是非お勧め致します。
派手になり過ぎない
ブリーチを使う事によって派手になるんじゃないかとお思いの方もいるかと思います。やはり根元から毛先まで全部をブリーチしてから色を乗せる場合は相当明るくなるので至極派手になります。
否っ!バレイヤージュの場合はブリーチをする場所としない場所等緻密な判断をして細かい陰影を付けながらブリーチをしていきます。それ故にブリーチを使ったとしても派手にならずにアンニュイになります。
洒落た感じにできる
従来のロンドン式のアルミホイルを使ったハイライトですとやはり自然な様というよりかは若干作り込んだ様になります。
バレイヤージュした髪に光が当たった時もブリーチしている所としてない所の差が見えたり、髪が乱れて動いたとしてもその乱れが美しい。その様な素晴らしい効果をもたらしてくれます。
やはりこの所作を一言で表すとしたら[アンニュイ] この一言が一番しっくりくるかと存じます。
プリンが目立たない
バレイヤージュは根元にブリーチ剤を付けない故髪の毛が伸びてきたとしても全くプリンが目立ちません。
グラデーションカラーの超進化バージョンと思っていただいたらいいかと思います。
ですがグラデーションカラーとは雲泥の差でございます。
ポイントでVIVITなカラーを入れることが出来る
ブリーチをしています故に普段では絶対発色させることができない様なヘアカラーも可能になります。
例えばインナーや襟足にポイントで青やピンク等のビビットな色を入れる事も可能になります。
次回カラーする時は一色塗りでも自然と陰影ができる
一番のメリットは一度バレイヤージュを入れたらブリーチでございますので、切らない限りは半永久的に残ります。
次カラーする時はシングルカラー「一色塗り」でも自然と髪の毛に陰影ができます故至極お勧めいたします。
ロングの方は一度バレイヤージュを入れたら1年ほどはバレイヤージュしなくても大丈夫でしょう。
ミディアムヘアの方は切ったりメンテナンスしたりするかと存じますので、半年過ぎた辺りに一度入れるか入れないかの相談をするとよろしいかと存じます。
まとめ
ミディアムヘアにバレイヤージュを似合わせるにはレイヤーの入れ方が至極大事でございます。
ですがレイヤーを入れるにしても、バレイヤージュを入れるにしても、只なんとなくや感覚等でやってしまうとせっかくのヘアスタイルが台無しになってしまいます。
全てを計算して至極繊細にヘアスタイルを構築していかなければアンニュイな雰囲気は醸し出すことはできません。
大事な事は「ちゃんとやる」これに限ります。
ミディアムヘアでしっくり来ていないという方は、ぜひシャンデリラでバレイヤージュでのミディアムレイヤースタイルに挑戦してみてはいかがでしょうか!!
ご予約はこちらからお願いします。
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