メンズツイストスパイラル アッシュカラー

今回はメンズカットカラーパーマのフルコーススタイルのご紹介です。
さていってみましょう。
カット
カットは横後ろ2ブロックのマッシュスタイルです。
横は6ミリで、後ろはハサミで刈ってやり、骨格を補正してやりました。
後ろに関しましては、2ブロックなんだけど、2ブロックっぽくないアンニュイブロックにしてみました。
なんじゃ、アンニュイブロックって話でございますが、今この瞬間思いつきました。
という事でこんな風にしたい方は後ろはアンブロでよろしくと私に伝えていただきますと、スムーズに事が運ぶと存じます。
どこのサッカーじゃ。
トップやサイドに関しましては、長さはあまり変えずにメンズらしく、毛束が出る感じにエフィッちゃいました。
さて、このエフィレという単語でございますが、クープデフィレのデフィレの部分でございます。
筆先の用に自然な先細りにするという意味でございます。
私が思うに、髪を、梳く。と、エフィる。は似てるようで全く別物でございます。
髪をレザー(カミソリ)で削ぐとも全く違います。
私はこの表現の仕方をエフィる。と呼んでいます。
シャンデリラ では、髪の量を取りたい場合は、ここらへんエフィってください。と私に伝えていただくとスムーズに事が運ぶかと。いや、普通にすいてくれって伝えていただきましても全く問題はございません。
しかしながら、梳くより、エフィるの方が私としましてもモチベーションといいますか、フランス語話せる美容室はあまりないと存じます故に無理くりこのようにねじ込んでいる次第でございます。
はい、The 自己満
ツイストスパイラルパーマ
パーマでございますが、パーマもただのパーマではございません。
エアウェーブでかけるツイストスパイラルパーマで御座います。
なんで、そんな名前長いんじゃ!っという話でございますが、ツイストとは文字通り腰を捻りながら巻いていく訳ではございません。
捻るのは髪でございます。
そして、スパイラルとは螺旋状という意味でございますので、毛束を捻りながら螺旋状に巻いていく巻き方をツイストスパイラルパーマといいます。
某原宿界隈の毛束メーン達のパーマの50%以上はこのパーマといっても過言ではないんじゃないでしょうか?
どうでもいいですけどね。
どうでも、、、いいですね。
さて、この捻り具合と、螺旋状での巻き込み具合によって、パーマの強さを調節するので御座います。
ポイントはこれをエアウェーブでかけるという事です。
さすがに、このメンズツイストスパイラルをエアウェーブでかける人間はあまりいない事でしょう!!
なぜなら、めんどくさいから!!!!
はい、これのみです。
何事にも一手間かけてコトコト煮込むと美味いものができるのでございます。
全然コトコトじゃないけどな。
ゴォォォォォーっつ!!とか凄まじい音するけどな。エアウェーブ。
というエアウェーブで煮込む事によって、ゆるいツイストスパイラルパーマの完成で御座います。
もちは、エアウェーブでかけさせていただきましたので、切らない限りは半永久的に持ちます。
カラー
カラーに関してもなかなか洒落たカラーになったなと自負しております。
もともとのベースが良く、既に来店された時点でブリーチのハイライトが結構入っておりました。
このこともあり、パーマをエアウェーブにした1つの理由でもございます。
なぜなら、ブリーチ毛にパーマは上手くかからないからです。
ですが、エアウェーブでしたら、問題なくかける事が可能で御座います。但し、ベースによります。
エアウェーブはどんな髪にもかける事ができる最高のパーマなどと過信して私の10回ほどブリーチしている頭にかけてしまいますと、具志堅になってしまうので要注意で御座います。
さて、このブリーチハイライトが入っているベースには、シングルカラーでも普通に立体的になって洒落た仕上がりになるので、ポイントカラーは用いずにスパッと染めて行きました。
ですが、ただ、染めるのは詰まらないのでございます。
2回カラーしました。アッシュ系の違う系統を、混ぜずに、一回塗って、時間おいてもう一回塗ってと。
これは、私の好きなカラー技法のひとつなのですが、こうする事により、2回カラーするのでダブルカラーなのですが、より、綺麗な発色を求める事が可能になるのでございます。
このダブルカラーの応用としましては、相反する色同士、要するに補色同士でございますね。これらを混ぜずに、塗布していく事によって、なかなかと洒落たヘアカラースタイルを創り出すことができるのでございます。
絵の具と画用紙
もっと頭を柔軟にして、絵の具を髪の毛という画用紙に塗っているという風に捉えると、ヘアカラーの世界はもっと楽しくなる事でしょう。むしろ私はヘアカラーに関しましては、ずっとそのように行なっております。
その画用紙が、黒でしたら、どんな色を入れても発色しない事は容易に想像する事が予想できます。
さて、この黒の画用紙を漂白して明るくしなければいけません。はい、それがブリーチという訳で御座います。
ブリーチをすると、オレンジになります。オレンジの画用紙ですと、まだ、その上に絵の具を乗せた時に、絵の具の発色を邪魔してしまいます。
もう一度ブリーチすると黄色になります。
黄色まで、いくと、ある程度の発色は可能になるのですが、できることなら白の画用紙まで近づけたいので御座います。
とまあ、ブリーチしすぎると、白に行く前に画用紙が破れてしまいます。これが、髪の毛が音もなく千切れるという恐怖の減少で御座います。
それが、現代の薬剤の進化で容易に白に近いレベルにまでもっていけるブリーチがシャンデリラ で使っているファイバープレックスブリーチでございます。
ちなみにでございますが、今回の施術にはブリーチ一切使っておりません。
じゃあなんでこれ話したオマエ!という話ですが、 えぇ、シャンデリラ ではブリーチをおしまくっております!!
ブリーチしたくない方は声を大にしてブリーチしたら、ブッ、、。とか私に伝えてみたくださいませ。
まとめ
メンズのヘアスタイルに関しては私なぜか至極得意なのでございます。
やはり私自身もめーんということでございますので、麺の気持ちがよくわかるので御座います。
私はカットが好きすぎて自分の髪を実験台にして切り刻んでおりました。
ということもありまして、自分の髪を切り続けて10年でございます。
おかげで、目をつぶっても髪を切る事ができるようになりました。
えぇ、みなさんにカットさせていただく時は目つぶって切るなんて、確実にカチキレされるでしょうから、そんな事はしないのですが、それもありまして、メンズヘアに関してはどこをどうして欲しいのかよく分かるのでございます。
という事で、メンズもシャンデリラ ではバンバン歓迎しております。
人とは違うヘアスタイルにしたいと言うそこのめえぇぇえぇぇええん!お待ちしております。
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