綺麗なグレージュのグラデーションカラーにする4つのポイント

あなたはグレージュに染めたつもりが全く違う色に染まってがっかりしたことはありませんか?
今回は綺麗なグレージュのグラデーションカラーに染める4つのポイントをご紹介したいと思います。
グレージュとは?
グレーとベージュのちょうど中間の色のことです。
グレージュでもアッシュを入れたり、ラベンダー入れたり、グレー強めや、ベージュ強めなど配合によって様々なグレージュにする事が可能ですが、基本形はグレーとベージュを足して2で割った色です。
現代ではとりあえず、グレーっぽい色は全てグレージュと言われています笑
それでは綺麗なグレージュのグラデーションカラーにするポイント4つをご紹介していきたいと思います。
1.赤みを消し去る!
日本人の髪は基本的に赤みが強いです。
例外もありますが、たいてい赤みを強く持っている人がほとんどです。
グレージュを入れる事により、赤みを消し去り透明感のある外国人風な色にすることができます。
グレーには緑が入ってる
ほとんどのグレーのカラー剤には、グレーと少し緑が入っています。
緑は赤を打ち消す効果があるので、このおかげでグレージュは綺麗に発色するんですね。
しかしグレーに入ってる緑のせいで,もずくみたいな色になってしまうことがある
グレージュの代表的な失敗が緑っぽくなり、もずくのように見えることです。
これは一度ブリーチしてから、グレージュ単品をのせることにより起こります。
例えるなら、黄色の画用紙に灰色のせると、ちょっと濁る感じですね。
2.グレージュのグラデーションカラーはブリーチするべし!
グレーやアッシュの発色に強いメーカーのカラー剤を使うと、割と簡単に染める事が可能ですが、それ以外ですと色相と補色の関係性を知らなければまず絶対染める事ができない。上級カラーなのです。
まず、赤みを限りなく排除してからグレージュを乗せていくほうが断然グレーに発色してきます。
ブリーチなしでも染める事が可能ですが、もともとの髪のベースが明るくなければ難しいです。
黒髪から、もしくは暗めのトーンからの場合はブリーチして色をのせたほうが、綺麗に発色する確率は高くなります。
ブリーチでのグラデーションの入れ方が一番大事
グラデーションカラーを綺麗に成功させるには、このブリーチでのベースの作り方が最も重要になってきます。
ブリーチするときは毛先から徐々に上に向かい、ブリーチだけで綺麗なグラデーションベースを作らなければなりません。
よくある失敗がバツッと上下に分かれた2トーンのようなカラーです。
こちらは一言でいいますと、非常に ださい です。
バレイヤージュをしてからグレージュをのせる
バレイヤージュ非常にオススメです。
詳しくはこちら
3.ブリーチからのせるグレージュにはバイオレットが必須!
ブリーチしたベースを綺麗に発色させるにはバイオレットが大変重要になってきます。
紫は黄色を打ち消す効果がある。
紫を入れることにより、邪魔な黄色を打ち消し、綺麗なグレージュに発色させる事が可能です。
紫の配合具合によって発色が全く違ってくるので、なかなか難しいところです。
4.グレージュを入れるなら断然濃いめに入れる!!
明るめのグレージュも綺麗ですが、薄く入れるとその分退色も早くなり、3日ぐらいで黄色に戻ります。
染まり上がりは多少暗く仕上がりますが、そこからのグレージュの色の落ち具合を毎日楽しむ事ができます。
濃いめ非常にオススメです。
まとめ
グレージュのグラデーションカラーは、実に難しいです!
- ブリーチで赤み、オレンジ味を抹殺する
- 綺麗なグラデーションカラーのベースを作る
- ブリーチの黄色みを消す。
- グレージュは濃いめに入れる
グレージュの色の配合はグレー、アッシュ、マット、バイオレットの配合比率で作らなければなりません。
人により、その人が持っているメラニン色素の量も違いますし、今までのカラーやパーマ履歴でのベースも違います。
あなただけのあなたにあったグレージュの配合比率にしなければ、絶対成功はしません!!
一番失敗しない方法は、インスタグラムなどで、ヘアスタイルを検索して、グレージュ系が得意な人にカラーしてもらう事です。
グレージュを綺麗に発色させれる人は、カラーがうまいです。
ぜひあなたも信頼できる美容師さんを探して挑戦してみてはいかがでしょうか!?
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